理系知識がないと特許翻訳できません!文系出身者が化学の知識をつけるためにできること7つ【効果を★で評価】

何か新しいことを始めたとき、最初は触れるもの全てチンプンカンプン!なんてことありませんか?

私が特許翻訳の学習を始めて最初にぶち当たった壁、それが「化学の学習」でした。特に化学実験に関することは、文字から実際に行われているシーンを想像することができず、本当に苦労しました。

なぜこんなに苦労したかというと……

そうです。私は思いっきり文系出身者なのです。まだまだわからないことはたくさんありますが、お陰様で今はかなり理解が進みました。

実際の経験をもとに、今まで触れたことがなかった「全く知らないもの・こと」を理解するためにはどのような方法が有効なのか、具体的な例を挙げながらシェアしていきたいと思います。

この記事を読んでいただくことで、文系出身者でも化学実験に関する知識を効果的に、かつ理解度を上げて身につける方法がわかります。

カチカチの文系頭で、化学に関する学習が全然うまく進まないとき、「このやり方でやってみよう」とアプローチ方法を変えてみてください。

文系出身者が初めて「化学実験」に触れるときに理解度を上げる方法

まず最初に、実際にやってみて感じた効果をランキング形式で発表します。

~化学の学習法 理解度を上げる方法:7つ~
【1位】自分で実際に動かしてみる ★★★★★
【2位】実物に触ってみる     ★★★★★
【3位】イラストが多い書籍を読む ★★★★☆
【4位】関連動画を視聴する    ★★★★☆
【5位】文字が多い書籍を読む   ★★★☆☆
【6位】関連サイトを閲覧する   ★★☆☆☆
【7位】人から口頭で聞く     ★☆☆☆☆

それぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。

【1位】自分で実際に動かしてみる ★5つ

江戸時代からタイムスリップしてきた人がこう言いました。

「ジドウシャって何だい?」

あ、自動車?

こういうとき、一番よいのは実際に乗ってもらうこと。そしてさらに理解度を上げるためにできること、それは「自ら運転してもらうこと」ですね。

そしてちょっとした失敗をするとなおさら印象に残ります。車であればちょっと擦っちゃうとか。嫌ですけど、ぶつけたときのあの感触、自動車ってものが感覚でがわかりますよね。

化学実験に関してもそう。

最も理解度が上がる方法は、自ら手を動かして実験すること。

ちょっとこぼしてしまったり、焦がしてしまったりしたら(本来は嫌ですが)ぐっと印象に残ります。

でも、実際のところこんな場面なんて無いのが現実。。。幻の1位です。

メリット:とにかく頭で、体で体験できる
デメリット:実現できる可能性は限りなくゼロ

【2位】実物に触ってみる ★5つ

自分で自動車を運転することができない場合でも、実物に「触れる」ことは可能ですよね。販売店に行けば触れることもできますし、様々な角度から見ることもできます。

化学実験に関しては、展示会やセミナーに参加するという手があります。

ラボで使う分析機器や切断機器など、実物に触れながら説明を聞くと理解度がぐっと上がります。「百聞は一見にしかず」まさにこれですね。

メリット:希望すれば誰でも触れることができる
デメリット:年に数回しかチャンスがない

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【3位】イラストが多い書籍を読む ★4つ

知らないことを理解する第一歩として、書籍を選ぶ人は多いです。化学実験の知識を補強する必要があると感じ、私もいくつか読みました。

その中で最もお勧めのものがこちらです。

『イラストで見る化学実験の基礎知識 第3版』です。

全部で300ページほどのボリュームですが、想像しているよりも読み進めやすいです。

なんといってもこちらの書籍、イラストが豊富で非常にわかりやすい!解説も優しく見たことがないものも、しっかりイメージできる設計になっています。

最近の学習方法として「YouTubeで動画を視聴する」が主流になりつつある中で、私は「動画の視聴」よりもこの「イラスト本」を上位にもってきました。

なぜでしょうか?

たしかに動画もわかりやすいのですが、書籍は「書き込める」という非常に大きなメリットがあります。

そして、イラストが豊富な書籍は「イラストに書き込める」が実現できるのです。これは本当に素晴らしい!

矢印を書き足して整理したり、色分けしたり。

そして、「次のページにイラストがくるな」というときは、ページをめくる前に解説部分を見ながら先に自分で書いてみる。

「こんな感じかな?」と想像を膨らませて書き(落書きのようなレベルですが…)、ページをめくったときにほぼ同じ形状だったときは感動します!

どの分野でもイラストが豊富な書籍は必ずありますので、ぜひ試してみてください。

メリット:イラストに書き込める
デメリット:イラストが多い書籍はサイズが大きく電車で読みにくい

【4位】関連動画を視聴する ★4つ

こちらは言うまでもなく、最近の主流となっていますね。新しいことを学習するとき、動画はなくてはならない存在になりました。

私もよくYouTubeで化学系の動画を視聴しています。

やはり動いているとイメージがしやすいですね!

例えば、こんな動画を観ていました。
YouTube:【化学実験】銀鏡反応

メリット:動いているのでイメージがしやすい
デメリット:情報が断片的

【5位】文字が多い書籍を読む ★3つ

書籍はやはりその分野の理解度をぐっと上げてくれます。【3位】イラストが多い書籍を読むにも記載しましたが、こちらも「書き込み」ができるのは大きなメリットの1つ。

そして、文字量の多い書籍は情報量も多く、専門性も高いです。

私が過去に読んだものはこちら。

『実験を安全に行うために 第8版』です。

こちらの書籍は化合物名や実験器具名が多数掲載されていて情報量も多いです。

しかし、正直に書くと理解できない状態のまま読み進めてしまった部分が多いです……。

文字量が多いものは、ある程度の知識があると学習効果が倍増するのですが、知識があまりにも少ない状態だとただ文字を眺めている状態になってしまいます。

初心者はイラストが多い書籍を先に読んで、イメージを定着させてからこの手の書籍を読むと大きな効果を感じられます。

メリット:線を引くなどして書き込める。情報量が多い。
デメリット:ある程度の事前知識がないと書いている意味が伝わってこない

【6位】関連サイトを閲覧する ★2つ

こちらは最も簡単な学習方法ですね。

検索バーにキーワードを入力してクリックすれば、知りたい情報が掲載された(掲載されているであろう)WEBサイトが一気に出てきます。

非常に便利です。

ただ、自分の経験を通じてわかったのですが、「理解度」という面から見るとこの順位(6位)に下がります。

なぜだと思いますか?

人間やはり「眺めているだけ」だと理解度はぐっと下がります。実のところ、頭があんまり動いていないのですね。すぐ忘れてしまします。

しっかり理解したいのであれば、わかりやすいサイトを見つけたら印刷して書き込むという作業をお勧めします。

このひと手間で理解度がかなり違ってきます。

メリット:簡単に情報が見つかる
デメリット:結局のところ印象に残っていないことが多い

【7位】人から口頭で聞く ★1つ

堂々の最下位は「人から口頭で聞く」です。★たった1つです。

理由は2つあります。

まず、口頭なのでイメージがわかない、書き込みもできない。説明が下手な人に当たった場合は余計に混乱する。

そして、相手の理解度と自分の理解度に少なからず差がある。

です。

化学実験のような「実際に経験しないとわからないこと」を口頭で語るのも難しいですし、理解する方も無理があると思います。

自分が理解できていないことを素人からの説明で補おうとすうるのはやめた方がよいです。

メリット:気軽に聞ける
デメリット:自分のペースで噛み砕くことができない

結論:近道は「手を動かす」こと

以上、【文系出身者が初めて「化学実験」に触れるときに理解度を上げる方法】をご紹介しました。

上位を見ると、ポイントは「書き込む」「手を動かす」だということがわかりますね。

やはりアウトプットの要素があるものは理解度にも直結しているのだなと実感します。

どんどん手を動かして、学習効果を上げていきましょう。

ぜひ試してみてくださいね。