中国語学習

【全部無料】留学から帰国後も中国語力を維持する3つの方法

先日、質問をいただきました。

質問:
「もうすぐ中国留学が終わってしまいます。帰国後は語学力を維持できるか不安です。Kaoさんはどうやって維持していますか?」

この気持ち、とってもわかるなーと共感しておりました。

なぜなら私も全く同じだったからです。帰国が決まったときは不安でいっぱいでした。

今、中国から帰国して2年が経ちました。その間、語学学校は行っていません。

結論を言うと、語学力は維持できています。

数カ月に一度、大きな展示会やイベントに行くことがあります。そのときに中国からの出展ブースに立ち寄り、色々とヒアリングします。中国語で問題なくコミュニケーションが取れていますし、今のところは留学時と遜色ないスピードで口から中国語が出てきます。もちろん、読み書きも同じです。

中国から帰国してから今までの間、「何を」「どのように」「どのぐらいの量」をやっているのか、具体的な内容をシェアします。

私の方法は「日本でも中国語学校に通う」などの方法ではなく、ちょっとした工夫や便利なツールを日常生活に組み込んでいくという、誰でも簡単にできる方法です。お金をかけず、自分ですぐにできる方法であれば、長く続けられますから。

今日ご紹介する3つのツールは留学中から使っていたものです。その使いやすさと貢献度から「中国語学習 三種の神器」と呼んでいました。

具体的な方法【3つ】

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は bruce-mars-FWVMhUa_wbY-unsplash-1024x683.jpg です

私が生活に組み込んでいる「中国語力を維持する習慣」は3つあります。

【1】毎朝10分だけ大声でスピーチしている→「話す」能力維持
【2】人と会う時間以外は中国語ラジオを流しっぱなし→「聴く」能力維持
【3】1日30分、様々なタイプの中国語を読む→「読み書き」の能力維持

毎朝10分だけ大声でスピーチしている→「話す」能力維持

具体的な方法:Wechat(ウイチャット)というアプリでニュースの公式ページに登録し、毎朝配信されるニュースを声に出して読む

このアプリは中国語で微信といって、留学されていた方であれば絶対に入れているアプリだと思います。日本で言うLINEですね。

※どのニュースを読んでいるか、登録の方法などはこちらの動画でご紹介していますので、詳しい内容を確認したい方はチェックしてみてください。(動画は12分です)
【You Tube】中国語がぐんぐん伸びる!勉強方法【中級】中国語がスラスラ出てくるようになる毎朝の習慣

<維持に必要なポイント>

・ただ声を出すだけではなく、「目の前に人がいる」と想像する
・気持ちを込めて、本気でスピーチする

私はこの10分間、いつも立って(家の中を歩きながら)スピーチしています。Appleのジョブスのプレゼン、例に出すのはおこがましいですが、あれをイメージしながら身振り手振り「スピーチ」しています。(片手にはスマホ持っています)

コツは、目の前にいる「誰か」を具体的に設定すること。

私は、「中国でお世話になった陳先生が目の前に座っていて、審査をされている」という体で実施しています。もしくは、友人の林さんとペアを組んで、「中国語で何を言っているか伝えるゲームの大会があり、その決勝戦に出場している」という体にして、目の前の林さんが理解しやすいように抑揚をつけたりしています。

口から中国語を出すという機会は、留学後に最も減ってしまう部分です。回数は相対的に減りますが、1回あたりの質をぐっと上げることで、その分はある程度カバーできます。

<なぜこれが有効なのか>

私の場合、中国語を「リズム」で覚えているところがあります。中国にいる間は、できる限り中国語を口に出すことをずっと意識していました。

なので、読み書き・リスニングはもちろん重要なのですが、「話す」という能力が私の体の中にある中国語全てをバランスよくつないでくれている気がしています。こう感じる方、実は少なくないと思います。

文字や音で入ってくる中国語も多いですが、それを理解する(「さばく」という方が適切かも)能力は「話す」「口から発音する」という能力が下支えしてくれていると感じています。

中国語は、その人の体の中に「音」でしみ込んでいる部分が大きいのです。

なので、仮に「読み書き」「リスニング」をずっと繰り返していても、口から出す機会がゼロになると、ほぼ確実にこれらの能力も落ちていくと思っています。中国語は特にそうだと思います。

中国語で発音という要素がコミュニケーションに大きく影響してくるのは、少ない文字数で同じ内容を伝える設計になっているこの言語ならではだと思います。それだけ「音」の部分が大事なのです。

また、中国語は日本語にはない発音がたくさんあるので、「口を動かして話す」ということを定期的にしていないと、その発音を出す筋肉が衰え、うまく発音ができなくなります。(こうなるのに時間はかかりません)

そうすると中国語の「リズム」が出せなくなり、「目で追って単語の意味は知っているのだけど、なんかうまく入ってこないなー」ということになってしまいます。※経験済みです

ですので、私はこの「毎朝スピーチ」は超絶真面目にやっています。毎日やっていると「あ、今日はちょっと調子悪いな」と感じる日もあります。そのときは、ひとつひとつ丁寧にゆっくり発音します。時間をかけて言葉と音をなぞっていきます。かかっても20分ぐらいなので、毎朝のストレッチ代わりに継続して行っています。

人と会う時間以外は中国語ラジオを流しっぱなし→「聴く」能力維持

具体的な方法:隙間時間は中国ラジオアプリを常に流しっぱなし。 家事や徒歩移動のときは100%これを聴いています。

※どうやって中国ラジオを聴くのかわからないという方は、こちらをご覧ください。数あるアプリの中で私が活用しているものをご紹介しています(動画は15分です)
【You Tube】中国語がぐんぐん伸びる!勉強方法【保存版】リスニング力アップには絶対このアプリ!

<維持に必要なポイント>

・1分でも時間があればアプリを立ち上げラジオを流す
・たまにシャドーイングしてみる(シャドーイングとは?→下で説明しています)

<なぜこれが有効なのか>

留学の一番のメリットって何だと思いますか?

日本に済みながら外国語を勉強するのと、「その国に住む」という状態で勉強するのとでは、日常生活のBGMがガラッと変わります。

中国にいると、学校を出ても聞こえてくるのは中国語。テレビも中国語。ほとんどの場合、学校以外の場所では集中して聴いていません。中国語とはいえ、ただのBGM化しています。

……が、実は「このBGM化」があなどれないのです。

耳の慣れって、その言語を聴いている量(=時間)と比例します。

授業みたいに集中していなくても、全く意識していなくても、一瞬だけ単語が浮き出て聞こえるときってありませんか?知っている単語だったり、最近覚えたばかりの単語だったり。

あとは、人の会話が耳に入って「あ、こんなことについて話しているなー」なんてふと思ったり。

この「ふと」の積み重ねが意外と効いているのです。

しかし、この「ふと」というのは、大前提として「無駄に流れている」という情況がないと、実現しないものです。

そこで、その情況を自らつくるというわけです。

ツールとしては、ラジオアプリが便利です。CDではなく、「人が話している自然な中国語」が有効です。上でご紹介していますので、おすすめ番組とともにチェックしてみてくださいね。

私は、家事(掃除・洗濯物を干す・ご飯をつくる)、駅までの徒歩移動(徒歩移動は本が読めないので)、は絶対にこのアプリを流しています。もう癖で手が勝手にスイッチを入れます。それが歯ブラシの1分、ゴミ捨てに行く2分でも、聴いています。

そしてこれは、情報収集という役割も兼ねています。

中国から離れると、最新の情報を取りにいくのに少し手間がかかります。(むこうにいると自然に体感できたりすることも、帰国するとなくなります)

こうやってラジオを流しておくと、国としての方向性や最新の動向などが勝手に流れてくるので、おすすめです。

人がいないときは、大声でシャドーイングしています。ご飯をつくりながら。完全に怪しい人です(笑)

【シャドーイング】
シャドーイングとは、英語を聞きながら、同時に音を真似して発音する英語学習法のこと。 元々は同時通訳者のトレーニング方法でした。 今ではスピーキングとリスニングを同時に鍛えられる勉強法として、最も注目されている英語学習法の1つです。 聞こえた英文のすぐ後を、影のようについていくことからシャドーイングと呼ばれます。

英語シャドーイングの効果と正しいやり方より

1日30分、様々なタイプの中国語を読む→「読み書き」の能力維持

具体的な方法:中国語の原書や雑誌を集中して読む時間を「毎日」つくる

<維持に必要なポイント>

・短い時間でも「毎日」行う
・色々なタイプの文章を読む(飽きが来ない)

<なぜこれが有効なのか>

「読む」という能力は一番簡単に維持できるので、逆に軽視されることが多いです。有効なのは、やはり「接点」を増やすこと。

現在、私は仕事で翻訳をやっています。で中国語を読むということは日常的に発生します。

「だったら維持なんてしなくても楽勝じゃん」

という声が聞こえてきそうですね。

今でこそ、仕事で中国語と日本語をにらめっこする時間が増えましたが、特許翻訳者を目指して学習を始めた頃は化学・物理の基礎を勉強していたため(特許明細書を読むのに必要なのです)、高校生が読むような化学のテキストをずっとやっていました。中国語を1文字も読まない日なんてざらにありました。

このままではいけないと思って、中国語を「読む」時間を1日30分設けました。そのときに読んでいた雑誌は「读者」というものです。

※この雑誌については動画で紹介しています。アプリ(無料)でも読めますよ!(動画は14分です)
【You Tube】中国語がぐんぐん伸びる!勉強方法 【中級】中国語の長文を読むことが楽しくなる方法

ポイントは、時間は短くてもよいので、その中で色々なタイプの文章に触れること。そして、「読む」という時間を「毎日」つくること。この2つが「中国語の読み書き能力維持」という観点で非常に大事になってきます。

「書く」ということに関しても、同様です。

書く機会を自分に与えなければいけません。私の場合は、ブログに中国語の記事をアップしたり、面白い情報を見つけると(中国人の友人に教える体で)中国語で説明したものをスマホにメモしたりしています。

注意したいのは、「読む」というインプットがなければ「書く」というアウトプットができないということ。「読む」能力が維持できているということが前提で、「読み書き」という能力が成立します。

その他 不定期で実施

◆中国在住時の友人とコミュニケーション

中国人の友人とWechatでやり取りをしています。アップされたものにコメントしたり。ただ、これはだいぶ少なくなってしました。月に1~2回あるかないかぐらいです。

◆日中交流の場に行ってみる

中国語を使って会話することがめっきりなくなってしまった……

そんな方におすすめです。

日中交流の場として、全国には様々なコミュニティが存在しています。日中関係は数も種類も豊富です。ひとつご紹介します。

関東エリアになるのですが、池袋で毎週開催されている「漢語サロン」というものがあります。私も過去に3回ほど遊びにいったことがあります。(初参加でも、1人でも、入りにくい雰囲気は一切ないのでおすすめです)

毎週日曜日の14時から17時まで、西池袋公園で開催されていたものでしたが、コロナ禍以降はオンラインになっています。中国人と日本人が気軽におしゃべりする、というもので、予約不要・無料です。

※詳しくはこちらをご覧ください
漢語サロン(汉语角)公式WEBページ

公式WEBページはこちら

◆独り言を言う

これ、笑う人がいるのですが、かなり有効です。そのとき感じたこと、中国語でしゃべってみてください。特に怒っているときは、怒りも静まり一石二鳥です(笑)

以上、「留学生活を終えた後にどうやって語学力を維持するのか」について、有効と感じる方法をシェアしました。

中国語力維持に関して一番大切なのは、「中国に関心を持ち続けること」です。探究心こそが学習において最大のエネルギーだと思っています。

中国自体や、中国に関わることに興味を持って日々の情報収集をし、自分なりの考えを持つようにすると、そのサイクルがどんどんまわり、語学力も自然に維持できるという結果になります。

その意味でも、現地発信のニュースやラジオを通じて常に最新情報に触れていることは、非常に有効な方法なのです。

語学力維持は筋トレと同じ

筋力と語学力

「翻訳の学習を日常的にしているのなら、語学力は自然にキープできますね」と言われたことがあります。私は「そうは思わない」と答えました。

翻訳で使う中国語能力は、「読む能力」です。※中→日の場合

語学力は総合力なので、他に「話す」「聴く」「書く」の領域があり、相互作用で全体が向上します。

皆さん、想像してみてください。

腕立て伏せを毎日100回しているからといって、腹筋が割れるでしょうか?

スクワットだけを毎日していて、二の腕が引き締まりますでしょうか?

語学力は筋力と同じです。

それぞれの部位に効果的な方法が存在します。

今回は3つご紹介しましたが、これらの方法は効く「部位」が違うのです。

語学も、その「部位」に特化した(目的をもって狙いを定めた)方法でないと、効果はほとんどありません。「なんとなーく全体にまんべんなく効く筋トレ」なんてありませんよね。

つまり、必要なのは「部分別筋トレ」です。

翻訳の学習は、その中のひとつ「読む」という部位に適したものではありますが、他の部位はそこに合ったトレーニングをしてあげないと、筋肉と一緒で衰えていきます。

そして、語学力の面白いところは、各能力が「相互作用」しているというところ。

これも筋力と同じです。

競輪選手が最も鍛えないといけない部分は大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)です。だからといって、腕立て伏せを全くしない選手はいないでしょう。

テニス選手の利き腕はものすごく太いです。一番の「武器」になる部分ですよね。だからといって、「腕だけ強ければよいから腹筋はしないの」という選手はいないでしょう。

最も大事な部分を支えるためにも、筋力「全体の」強化が必要になってきます。それでバランスも整ってきます。

語学力も同じで、何かひとつの能力「だけ」を強化することって無理ですし、仮にそんなことができたとしても、結局のところそれでは無意味です。やはり語学もバランスが大事。腕も、太ももも、腹筋も、ちゃんと鍛えなければ強くなれません。

下りのエスカレーターを上に向かって逆走する

留学を終えて帰国した後は、下りのエスカレーターを逆向きに(上に向かって)立っているようなものです。

語学力の維持は、下ってくるエスカレーターを、上に向かって逆走しているのと同じ。

下ってくるスピードはそれほど速くないにしても、ここで認識しておかないといけないのは、下ることが止まることはないということ。

語学力は、砂時計の上から下に落ちる砂のように、徐々に、本当に徐々にですが確実に落ちていきます。ネイティブでない限り、これは全員共通です。

そこで、砂を足さなければいけません。エスカレーターが下ってくるスピードと同等以上のスピードで、足を動かして上に上がらないと、あっという間に下まで持っていかれてしまいます。

繰り返しますが、下りが止まってくれることはありません。

なので、私たちは毎日少しずつそのエスカレーターを逆走しなければならないのです。

これは筋力も同じです。

ダイエットをしたことがある人はわかると思いますが、筋トレして引き締まった身体になっても、意識して維持していなければあっという間に元通りです。ダイエットのときほどストイックは内容はいらないですが、減量に成功したあとも、毎日一定量のトレーニングをすることが求められます。

筋トレを1日さぼったときに失われる筋力を取り戻すためには、2日分の筋トレが必要ということを聞いたことがあります。

そう考えても、「力を新たにつける(=向上)」よりも「維持」の方が格段に楽なのですが、だからこそ疎かになってしまいがちというのも事実です。

語学力も筋力も、「何もしない=レベルが上がらない」のではなく、「何もしない=衰退」ということを心得ておく必要があります。

筋トレとの大きな違いは、「衰退していることが見た目でわからない」です。

私たちは日常的に鏡を見ますし、毎日服を着替えます。なので、「あれ?ちょっと太った!?」と容易に気が付きます。風呂場には体重計が置かれ、毎日チェックする習慣がある方も少なくないのではないでしょうか。

変わって、語学力は「落ちた」ということが非常にわかりにくいです。目には見えないですし、誰も言ってくれません。ここがある意味、恐ろしいところでもあるのです。

留学はジム、帰国後は自宅

留学は「スポーツジム」で筋トレする環境に近いです。

最新のマシーンがあって、レクチャーもしてくれる。「この筋トレが終わったら、次はあれをやろう」と、トレーニングにどっぷり浸かることができ、様々な筋トレが同時進行可能です。

同じ空間にいる人も皆同じように汗を流しているので、やる気もみなぎる。空間全体がトレーニングの雰囲気を醸し出し、多少やる気がなくても、気付いたらがっつり身体を動かしている、なんてことも。

変わって帰国後は、ジムのない生活に戻ったのと同じ。そこでいかに「自宅で」筋トレを続けるかがポイントになってきます。

ジムに通っていたときのように、「この2時間で腹筋やって、背筋やって、ランニングマシンに……」なんて一気に終わらせる必要はありません。分散させてもよいのです。朝は腹筋、背筋、夕方に時間ができたら腕立てでもして、寝る前はストレッチ。

生活の中に分散させて、トータルで同じ種類の筋トレができればよいのです。

量も減ると思います。「レベル向上」のときと同じ量を「維持」でやろうとすると、失敗します。量を減らして、その分質を意識しましょう。

そして、何より大切なのは「毎日」やることです。下り方向のエスカレーターが止まることがありませんから。

維持とレベル向上は別物

最後に私の失敗談をシェアします。

冒頭のご質問をいただいたとき、「めちゃくちゃわかるなーこの気持ち」と大共感しておりました。

中国からの帰国が決まったとき、私も不安でいっぱいでしたから。

特に私は、中国語を学習したのは上海に移住してから。(日本で2週間だけ中国語学校に通い、ピンイン、数字、朝・昼・晩の挨拶だけはやっていきました)

そこから大学の留学生コースで濃密な時間を過ごし、私生活も中国語にどっぷり浸かりながらバリバリ学習し続けていたわけですが、逆に言うと、中国学習はそういった環境でしか学習したことがなかったのです。

なので、「この中国語力は、この環境があってこそのものなのではないだろうか」「帰国後、このレベルで維持できるのだろうか」と漠然とした不安がありました。帰国が怖かったです。

帰国後数カ月は「1日何時間も中国語学習をしていないと不安」という情況で、その不安をかき消すために1日最低3時間は中国語だけの学習(留学時と同じ)をしていました。

けれども、ずっとそんなわけにはいきませんよね。特許翻訳者になるには翻訳の学習(日本語の学習)や化学・物理など「中国語以外の」学習もたんまりしなければいけませんから。

そこで思い切って、中国語に割く学習を大幅に減らしました。時間はかなり短くしたものの、質を重視した内容に変えて、結果として全く問題ありませんでした。

ただただ時間をかけるのが学習ではないと実感し、反省しました……。トホホ

もちろん、その前提として「留学時にフルフルで学習しておく」ということが条件となります。中国にいる間に可能な限りレベルを上げておく。これが大事です。私も、HSK6級とHSKK高級は早い段階で取得しました。

「レベルの向上」と「維持」とでは、実施項目もその目的も大きく異なってきます。なので、今回ご紹介したのはあくまで「維持」に向けた方法であり、「レベル向上」には別の方法が有効になってきます。上でご紹介したツールは「レベル向上」のステップでも使用していたものですが、その時はもっとストイックな方法で活用していました。

そのストイック時代があったからこそ、今の習慣ができている(苦ではない)と言えます。

まとめ

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は jordan-sanchez-71hQxE-Sfvg-unsplash-1024x684.jpg です

~留学から帰国後も中国語力を維持する3つの方法~

1、毎朝10分だけ大声でスピーチしている→「話す」能力維持
2、人と会う時間以外は中国語ラジオを流しっぱなし→「聴く」能力維持
3、1日30分、様々なタイプの中国語を読む→「読み書き」の能力維持

これらを帰国後の生活に組み込んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうござました。